胎児の発育成長のために必要不可欠だという組織、プラセンタ。
具体的には、胎児に対してどんな役割を果たしているのか、調べてみました。プラセンタって、すごいんです!
<胎盤(プラセンタ)の役割とは?>
●呼吸をする「肺」の役割
母親の子宮の中にいる胎児は、自分で呼吸ができません。
胎盤(プラセンタ)が、母親の血液の中から酸素を取り出して胎児に供給し、胎児から出た二酸化炭素などの炭酸ガスは、プラセンタを通じて母体の血液に排出されます。
胎児の代わりに、プラセンタが呼吸をサポートしているのです。
●免疫機能の役割
免疫力を持たない胎児が、病原菌や毒素などに侵されることなく、無事出産されるのは、免疫物質が母親の血糖から送られてきたり、胎盤(プラセンタ)で作られているからです。病気などに対する免疫力は、胎盤(プラセンタ)を介して与えられています。
●代謝・解毒を高める「肝臓」の役割
胎児の成長に必要なタンパク質の代謝、有害物質の解毒を行っています。
●老廃物を排泄する「腎臓」の役割
胎児から産出された老廃物は、胎盤(プラセンタ)を通じて母体に送られ、処理されます。胎児の腎臓として、胎盤(プランセンタ)が働いています。
●内分泌作用をする「脳下垂体や卵巣」の役割
胎盤(プランセンタ)は、胎児の発育や出産に使われるホルモンを作ります。そればかりではなく、母体や胎児のホルモンのコントロールもする大切な役割を果しています。
お母さんの子宮内で着床した受精卵(1g)が、10ヵ月で3000g前後の赤ちゃんに成長するのは、胎盤(プラセンタ)のこのようなマルチな働きがあるおかげなのです。
たった10ヵ月で、ひとつの細胞を40~60兆個からなる遺伝子情報を持った身体に作り上げる、胎盤(プラセンタ)の役割。
このような胎盤から抽出したプラセンタエキスの働きを利用して、美容のために役立てる方法が人気を集めています。
日本へは、漢方薬として中国からプラセンタが伝わったとされています。現在では、更年期障害、肝硬変、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの医薬品として、プラセンタは厚生労働省から認可を受けています。
気になる美容面については、「美白成分」として厚生労働省の認可を受けているようです。国が「プラセンタは美白に効果がある」ことを認めているんですね。
また、美容クリニックなどで行われているプラセンタ注射や点滴、投薬などは、病気の治療だけではなく、美容や若返り(アンチエイジング)に効果があることから行われています。